公開フォーラム 口から食育を考える
-歯科における子どもの食の問題-実施要領
【実施要領】
[定員に達したため受付を締切りました]
1.目 的
近年、食の重要性が注目され、乳幼児から高齢者に至るまで食育の重要性
が叫ばれている。高齢者の口腔のケアに関して積極的な活動が行われ、効果
を挙げている一方で、食に問題を抱える子どもたちについて、有効な支援策
が十分であるとはいえない現状にある。特に関連多職種との連携の中で、歯
科医療からの支援体制の構築が求められているだけでなく、不安を抱える保
護者から歯科の臨床現場で相談を受ける場面も多くなってきている状況であ
る。
さらに、食の問題は多岐に亘り、問題の程度も、生活指導で解決できるも
のから摂食嚥下リハビリテーションが必要な重度なものまで様々であるため、
これまで以上に、形態、機能、食環境等を総合的に診るための専門的な知識
と技術が求められるようになってきた。
このような社会的背景を踏まえ、平成26年に日本歯科医学会が全国の歯
科医療機関(診療所)と保護者を対象に行った「子どもたちの食の問題に関
するアンケート調査」の結果とそこから見えてきた課題を報告するとともに、
関連多職種との連携の中で、この問題と歯科医療の関わりについて、国民の
皆様と考える場とすることを本フォーラムの目的とする。
2.会 期
2015年(平成27年)5月31日(日)
3.会 場
歯科医師会館1階 大会議室
〒102-0073 東京都千代田区九段北4-1-20
4.主催団体
日本歯科医学会
5.後 援
文部科学省、厚生労働省、日本歯科医師会、日本医師会、日本栄養
士会、日本小児歯科学会、日本学校歯科医会、日本歯科衛生士会、日本小児
科学会、日本小児保健協会、日本小児科医会、日本摂食嚥下リハビリテーシ
ョン学会、日本発達心理学会、日本保育学会、全国保育団体連絡会
6.プログラム
[当日アンケート結果]
【司会進行】日本歯科医学会総務理事 井上 孝 | ||||
(13:00) | ||||
開会(開会の辞) | 日本歯科医学会副会長 | 松村英雄 | ||
(13:00) | ||||
主催者挨拶 | 日本歯科医学会会長 | 住友雅人 | ||
(13:10) | ||||
来賓挨拶 | 日本歯科医師会会長 | 大久保満男 | ||
▼日本歯科医学会重点研究成果報告 | ||||
(13:20) | ||||
重点研究の主旨について
解説:日本歯科医学会常任理事、 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科教授 |
山﨑要一 | |||
(13:25) | ||||
演題:歯科医療機関向け調査から
講師:日本歯科医学会重点研究委員会副委員長、 神奈川歯科大学教授 |
木本茂成 | |||
(13:40) | ||||
演題:保護者向け調査から
講師:日本歯科医学会重点研究委員会委員長、 日本歯科大学教授 |
田村文誉 | |||
(13:55) | ||||
演題:2つの調査を総括して
講師:日本歯科医学会常任理事、 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科教授 |
山﨑要一 | |||
(14:00) | ||||
-休 憩- | ||||
(14:10) | ||||
講演1
演題:子どもの食の問題に対して歯科に望むこと (医師の立場から) 講師:帝京平成大学教授 |
児玉浩子 | |||
講演2
演題:子どもの食の問題に歯科がどのように関わるか (行政の立場から) 講師:厚生労働省医政局歯科保健課長 |
鳥山佳則 | |||
(14:55) | ||||
講演3
子どもの食の問題に対する歯科的アプローチ (臨床現場の立場から) 講師:日本歯科医学会重点研究委員会委員長、 日本歯科大学教授 |
田村文誉 | |||
(15:25) | ||||
-休 憩- | ||||
(15:35) | ||||
総合討論会
座 長:住友雅人(日本歯科医学会会長) 登壇者:児玉浩子(帝京平成大学教授) 鳥山佳則(厚生労働省医政局歯科保健課長) 田村文誉(日本歯科医学会重点研究委員会委員長、 日本歯科大学教授) 木本茂成(日本歯科医学会重点研究委員会副委員長、 神奈川歯科大学教授) |
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閉会(閉会の辞) | 日本歯科医学会副会長 | 今井 裕 |
7.参加費
無 料
8.お申込み方法
参加希望の方は、参加申込書(PDF)に必要事項を記入の上、FAXまたは
メールにてお申し込みください。
受付期間は、平成27年4月1日(水)~同30日(木)までです。
定員(300名)になり次第、締め切らせていただきます。
参加登録者には、5月第3週を目途に参加登録証(はがき)を郵送いたし
ます。参加登録証はフォーラム当日にご持参ください。
9.お問い合わせ先
日本歯科医師会学術課・日本歯科医学会事務局
〒102-0073
東京都千代田区九段北4-1-20
TEL:03-3262-9214 FAX:03-3262-9885
メールアドレス:jda-jads@jda.or.jp